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副業 小松(経営工学)

小松加奈です。

経営工学の技術士です。

よろしくお願いいたします。

 

今日話す内容は、9つあります。リクエストも事前にありましたので、それにも応えてお伝えしていきます。

 

1.自己紹介

2.経緯(リクエスト)

3.「実はね」という裏話

4.着眼と選択

5.実践と結果(ここで公開できる範囲の収益もお伝えします)

6.あえて複業にしている理由

7.どんなマインドでやっているか(リクエスト)

8.苦労話(リクエスト)

9.時間の念出方法(リクエスト)

☆最後に、紹介もさせていただきたいと思います。

 

 

1.自己紹介

大手製造業で、技術系総合職として働いています。

大学を卒業してから(新卒入社)、勤続16年になります。

 

開発・製造・商品部や生産本部などを経て、今年度から、新設工場の立ち上げメンバーとして、生産管理業務全般の構築を行っています。

 

また、個人の複業で「利益改善コンサルタント」と「技術士合格講座の運営」を行っています。

 

「モノづくり.com」の専門家登録や「IR技術者教育研究所」の講師登録もしています。

 

毎朝Twitter(X)とFacebookへ投稿しています。YouTubeは技術士の柿内幸夫先生のチャンネルで、「技術士に合格する方法」や「技術士取得後の活かし方」について述べ、シリーズ出演しています。今月(2023年7月)から3名対談が始まりまして、その技術士さんも広く募集しているので、どなたもよろしければご連絡ください。

 

小学校1年生の子どももいます。

 

 

2.経緯

複業の経緯は、リクエストをもらったため、お話します。

経緯、大きく2つあります。まず1つ目です。

 

今、私は38歳ですけれども、35歳ぐらいのときにはっきり気が付いたことがあります。 

「会社員として、真面目に働いて成果を出しているだけでは、必ずしも収入は上がらない」ですとか、「会社にだけ、勝手に自分を託しても、確率的に報われないことの方が多い。最後社長になるのも一人だけですし、結構順調にいっている人とかでも、やっぱり最後は「あー」ってなるのがどこかの年齢でくるのだな」というのをいろんな人を見ていて思いました。

 

また、「世の中でお金を稼ぐ仕組みって、理系から大手企業に入社する、難関資格を取得するなどよりも(技術士を目指す人って、だいたい理系の大学や大学院を卒業して、そこそこの会社に就職して、という人が多いのですが)、それとは全く違う路線で、何倍も跳ねる稼ぎ方がいろいろとあるのだな」ということがわかりました。「偏差値は、難関資格や理系や大企業よりもずっと低くても、それよりも遥かにお金を稼いでいる人達がいっぱいいる」と気が付きました。

 

あとは、総合職の会社員は幅広い経験も積めるのですけれども、もちろんやりたいこと以外や得意じゃないことでも担当になることがあります。

 

『自分がやりたいことを自由にやりたいなあ』

『成果に比例した自分の収益にしたいなあ』

『お金を生み出す仕組みを作ってみたい』

と思って、個人事業をやろうと思いました。

 

 

3.「実はね」という裏話

複業の経緯の二つ目が、『「実はね」という裏話』に続いていきます。

 

コロナ禍で、全く別ジャンルの人と、お互い先生として異文化交流して、新たな引き出しができたのです。その人から教わったのは、「商売」や「脳科学」や「心理学」なんですけれども、「お金儲けの方法」とか「行動学」を何十年間も調査している人との出会いがありました。知識や実体験や本も何十冊も教えてもらいましたね。

 

資格の勉強も、予備校だけではなく、個人レッスンの需要があることも、その人を通じて知りました。

 

その人は、水商売の方なのですけど、私は会社員で技術士なので、私からは「経営工学的な、何かを具現化する方法」や「段取りの方法」、それを自分で調査したものも含めて教えて、お互い先生といった感じで情報交換をしました。

 

その人から教わったことや、 自分がその人に教えるために調査してまとめたものを、全部自分の個人事業の「商売構築」「販路開拓」「営業トーク」「ブランディング」で応用しています。

 

 

4.着眼と選択

「自分の売りと世の中のニーズが合致するところはどこかな?」

「その中でも差別化するには何をすればよいのか?」

「自分がやり続けられることって何だろう?」

「せっかくの技術士資格を活かすにはどうすればいいのかな?」

というのを考えまして、着眼してきたことがあります。

 

やっぱり「会社員で真面目にやってじっくり待つ」というのではなくて、「個人事業で、自分でお金を取りに行く」というところなので、「コスパのいい商売」をやりたいなと思いました。

1日24時間しかないですし。

 

そこで「労働集約型ではない物販:教材資料や録画セミナー」に着目しましたね。

 

あとは、録画セミナーではなくても、普通の「セミナー」も、1個テーマを作れば、同じテーマでやっていくのは2回目からは労力も下がります。

 

また「個人の需要と供給」というところに着目すると、結構高単価で仕事ができますので、「技術士試験の講座」や「コンサルティング」など、そのあたりにも目をつけました。

 

「差別化や強みになるところ」としましては、「大勢のその他の技術系のコンサルタントと異なるところというのはどこかな?」と考えました。

それは「現役の会社員」や「年代」や「フレッシュで最前線の情報を私は得られて、すぐにアウトプットできますよ(社外秘以外)」というところになります。

 

あとは「写真」「ウェブサイトのデザイン」「キャッチコピー」「視覚的効果」「SNSの活用」、他の技術コンサルタントと差が出せるところってそこかなと思いまして、「脳科学」とかも活用しながら、自分で形作りました。

 

 

5.実践と結果(ここで公開できる範囲の収益もお伝えします)

それらを実践してみて、結果はどうか?公開できる範囲の収益になります。

YouTubeで既に述べたことがある部分の収益のみ、今言いますね。

 

「顔出しで事業を始めて、その事業では、開始から40日間で44万円の売上」となりました。

「教材販売」や「講師業」などですね。

 

次に講演セミナーなどの結果です。

これは先ほどの売り上げには入っていない部分です。

「事業開始から4ヶ月目で、8本の講演・セミナーが決定」、今日も1本講演をやってきました。

この8本の講演・セミナーのほかにも、「ものづくり.comさんで、オンラインの録画セミナー(オンデマンドセミナー):2種類のシリーズ化が決定して(①製造業の利益改善シリーズ②ものづくり技術の他業種への展開シリーズ)」、今作成中です。

 

このオンラインの録画セミナーというのは、「印税のようにお金がもらえる仕組み」になっています。

 

セミナーや講演は、自分で営業したものもありますし、見つけてもらって依頼されたものもあります。

 

見つけてもらうのは、やっぱり「Web」や「SNS」になります。

 

「自分でセミナー会社に営業もしましたし、それは100%成約」しました。

これも「営業トーク」があります。

 

成約するので、仕事を取りすぎないように、今バランスをとって進めている最中です。

 

 

6.あえて複業にしている理由

「すなわち会社員をやめない理由」5個あります。

 

「特にやめる必要を感じていない」ですね。勤務先の会社は、副業オッケーですので、顔出しで講演とかできますし、新卒から16年いて居心地が良くて、私は良い会社だと思っています。ちなみに、大手、ホワイト企業になります。

 

2番目の理由、「基盤があるから好きに自由にできる」というのがあると思いますね。

基盤というのはやっぱり「お金と社会保障」です。それがあるので、個人事業で安売りしなくていいし、安売りになるなっていうのは断れます。

切羽詰まらずに、精神的余裕を持って、一つずつの仕事に対応できます。

あとは温度差のバランスも保てるので。こちらが「やりたいやりたい」で向こうは「このぐらいのトーンできて」という時に、こちらの温度も上下できますので、いいかなと思いますね。

あとどうしても、「やらなければいけないこととか、確保しなければいけないお金ではない」ので、「やったことがただただプラスになっていく」というのがいいなと思います。

 

三番目の理由です。

個人事業だと「現役会社員」ですとか「働き盛りの最前線」というのは、「売り」や「差別化」になってきます。

「リアルタイムの最新の情報がある」というのですとか「会社員で身元が保証されていて、安全な人でしょと思われる」ので、そのまま「会社員をやっていることが売り」になるので、あえて外す必要もないと思っています。

 

四番目の理由は、個人事業で講演やコンサルティングをしていくには「継続的なインプット」が必要になってきます。会社員だと必然的にインプットが毎日毎日できます。社内にて無料で勉強も質問もできます。会社っていろんな人がいて、いろんな専門家、いろんな年代の人がいて、相談が出来ます。

アイデアも自分が所属する会社で、アウトプットの実践として試すこともできます。

やりたくてやったわけではない仕事も、今はそれで講演ができています。

今行っている、「新設工場の立ち上げメンバーの役割」も、自分自身が望んでやったわけではないですが、今後それも売りになるしょう。購買業務なども、別にやりたいって言ったわけじゃないのですけど、今それもやり始めています。これも絶対売りになってくるでしょう。

 

五番目ですね。

人から足元を見られたときに、会社員という基盤が強固なものですから、「失礼なことやいじわるを言われない」。

 

最後に、複業を始めたら、会社の嫌だなぁと感じていたこととか、もやもやしていたことがどうでもよくなって、会社というもののいいところがめちゃくちゃ分かりました。

 

また、複業が、副委員長とかの「副」ではなく、複数の「複」でやっている意味なのですけれども、私おまけでやっているわけじゃなくて、自分そのものの本質でやっているので、複数の「複」にしています。どっちも主でやっています。

 

ちなみに収益もおまけレベルじゃないので、どんどんもっともっと稼ごうと思っているので、複数の「複」でやっています 。

 

 

7.どんなマインドでやっているか

これもリクエストでありました。

「やりたいこと」「好きなこと」「得意なこと」、それを「世の中のニーズ」「商売」「お客さんへの効果」へ組み合わせ、好きにやっているという感じです。

自分で、「実験・検証」している感覚でやっています。

「やりたいことを好きにやって、お金が付いてくるな」と思っています。

 

 

8.苦労話

こちらもリクエストで「苦労話を教えてください」ってあったのですけれども、特に思い当たらないですね。

「好きでやりたいことを完全自己裁量でやっていて、そこにお金が付いてくる」から、特に苦労って感じてないです。

アウトプットは毎回ブラッシュアップしていますね。この活動で特に失うものもないので「ただ前向きにやるだけ」「ライフワーク」という感じでやっています。

 

 

9.時間の念出方法

講演やセミナーは社休日ですとか、有給や半休をとってやっています。

録画セミナーなどは、夜間に自分で録画も出来ます。

技術士試験対策の添削、各種資料作成、Zoom相談などは、「21時に子どもが寝るので、その21時から子供が起きる翌朝6時45分までって自由時間」なので、昼休みとか、夜子供が宿題やっている横でやるとか、その中で「自分が今のっているなとか、仕事の締め切りとか、もっと寝たいなとか、遊びたいな」そういう中で組み合わせて、適当な時に仕事をしています。

(「経営工学部門」の技術士のため、効率化・段取り改善・生産性向上は専門領域です)

 

会社はフルタイム勤務です。新設工場の立ち上げメンバーなので、毎日出社しています。

昨年度まではコロナ禍だったのもあり、ほぼ在宅勤務だったのですが、この4月からは出社しています。

でも「8時間で帰りたい、残業もそんなにやりたくない」と思っています。

仕事の割り振りは技術士お得意の「コミュニケーションとマネジメント」で交渉・調整しています。

「明らかにこれ8時間じゃないのを割り振られているな」と思ったら、「会社の他の部署の人の証拠をもって、これはあとこっちの人に割り振ってほしい。人が欲しい。この仕事はこう構築したい」などと交渉して、会社に時間を取られ過ぎないようにしています。

 

 

★紹介

最後に紹介させてください。

8月にリリースするものの紹介です。

 

『資格・スキルを活かして稼ぐ技術』

 ↓

「商売として具現化する方法」

「効果的な営業で仕事を獲得する方法」

「効率的な処理で他のことと両立する方法」

 

「商売」ですと「作成すること」や「ステップ」。

「営業」ですと「ツール」や「心理学」「脳科学」「差別化」。ここでは、『「実はね」という裏話』で話した、異文化交流の水商売の先生から教わったことも全部載せます。

「処理」ですと「仕組み化」や「段取り」で「(本業や家事・育児などと)両立していく方法」。

 

これらを『標準化して、再現性をもって、活かして稼いでもらう』という資料にして、8月後半にリリースする予定ですので、またよろしくお願いいたします。

 

もう一個紹介です。「技術士合格講座」も行っていまして、今の時期ですと「復元論文、再現論文の評価」ですとか、次に「口頭試験対策」もあります。

(通年、「ガイダンス」「受験申込書」「筆記試験論文」対策も行っています)

それらも行っていますので、よろしければご利用ください。

 

 

それではありがとうございました。

小松加奈Webサイト

 

 

-----小松さん質疑応答-------

しぶちょー

「いや、めちゃくちゃ多分聞いている人もそうだと思うんすけど、ドキッというか刺さる言葉がいくつもありました。

感想一言で言ったら「強い」って感じですね。

いやーすごく参考になります。

で、ちょっと質問をいくつかちょっとまあ僕の個人的な質問ですね、させていただきたいんですけど。

話の中でですね、副業(複業)の経緯で、「全く違う路線でお金の動きがあるなと気が付いた」という副業を始めた経緯ですね、話があったんですけど、これは、『「実はね」の裏話』で言ってた先生というか恩師の方との出会いで気が付いたという感じなんですか?」

 

小松

「それもありますし、その人にいろいろな「お金儲けの仕組み」というのを教えてもらったっていうのもありますけれども、それ以前にも家族とか不動産の営業マンとかで「資格とか学歴とかちょっと違っても、ずっと稼いでいるなー」とか「やっぱり営業力なのかなー」とか「ただ真面目にやっているだけと違うなー」っていうのをやっぱり35歳ぐらいになると、その先生との出会い以外でも気が付きました。」

 

しぶちょー

「僕も最近すごく思います。技術レベルとかやっぱ収益って一対一で合致しないですよね。」

 

小松

「しないですよね。会社員としても、ただ成果を上げていますよ、すごくしっかりやっていますよ、効率的にやっていますよ、というのと出世って、やっぱり合致しないじゃないですか。その辺はやっぱり35歳ぐらいになると、はっきりと認識しました。」

 

しぶちょー

「そこに気が付かれて、これだけある意味戦略的にですね、こう組み立てて行動しているっているのは、本当にすごいなと、ただただ圧巻という感じですね。」

 

しぶちょー

「水商売の恩師の方とは、これはどういう出会いだったんですか?」

 

小松

「Webです。私もコロナ禍だったし、ちょっと世の中のことをいろいろ、いろんなことに気が付き始めた。あちらもコロナ禍の時、水商売って普段より暇だったじゃないですか。おそらくそちらの方も、新しい世界を知りたいなっていうのも、あったかもしれませんね。タイミングもよかったです。」

 

しぶちょー

「なるほど、そういうことですね。お互いに必要な情報を持ち合わせていて、情報交換できたっていうイメージですね。」

 

小松

「そうですね。」

 

しぶちょー

「いや、すごいですね。」

 

しぶちょー

「「時間の捻出方法」で、子どもが21時に寝ると。「翌朝、子ども起きるまでが自由時間」と言われてたやつが、これがすごいなと思って。そうなんですけど、そうじゃないよね。寝る時間もあるし。そこを自由時間と捉えてるっていうところが、まずめちゃくちゃすごいなと思って、 僕も見習わなきゃなと思いました。

僕のドキっとしたポイントです。

それを自由時間てやっぱ捉えられるから、こんだけパフォーマンスを出してるんだなぁと思いました。」

 

小松

「え?(笑)爆睡したい時は私も21時に寝ますし、「夜もう眠いから朝にまわしちゃおう」とかいろいろと好きにやっています。」

 

 

しぶちょー

「素晴らしいですね、本当に。じゃああのTwitterからも何か、質問があればちょっと引っ張ってこようと思って、ちょっとお待ちください。」

 

春山

「私からもちょっとコメント一ついいですか。実は今日夕方りびぃさんとスペースで話をしていたんですけども、先ほどの子供さんの話で21時からっておっしゃられてたじゃないですか。子供10歳過ぎるとめっちゃくちゃ暇になります。親は。そうですね。相手してくんないんですよ。今日は上の子は塾とか行って、家で一人でいました。誰も、子供たちも相手してくんないっていう悲しみがあります。」

 

しぶちょー

「ちょっと寂しくなりそうですね。」

 

春山

「そうなんですよ。だからね、そうなるんですよ。やっぱり子供って段々子離れしていくし、しなきゃいけないからそのときに時間ができるっていうときに、その時に時間ができるって時に何をしていくかなっていうんで、副業、趣味をやるっていうのもいいんですけども。それがそのまま副業として収入に繋がったらすごくいいですよね。小松さん今日お話されてたやつも別に全然苦じゃないみたいな話があったと思うんですよね。それはすごく、私なんかも、やってて苦じゃない。むしろ楽しいからいろんな資料を作り込んでるっていう時もほとんどなんですが、すごく大事だなーと思います。」

 

しぶちょー

「苦労話、「思い当たらない」って言い切りましたね。」

 

春山

「一個ぐらいあるだろってちょっと思いましたよね。ないのか、すごいなと。

ハッシュタグでも「小松さん強い」って結構でてるんですけど、いやいや強いなって思いました。」

 

(一同笑い)

 

しぶちょー

「すみません、ありがとうございます。

本当に今後、僕もこういろいろ副業をスケールしていきたいと思っているので、多分そういう思っている人にとってかなり刺激になるお話だったんじゃないかなと思いますので、ありがとうございます。」

 

小松

「Zoom相談もやっていますので、8月後半の『資格・スキルを活かして稼ぐ技術』リリースの前でも後でも、相談も受け付けております。よろしくお願いします。」

 

しぶちょー

「ありがとうございました。」

 

小松

「ありがとうございました。」

 

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