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口頭試験の思い出 H.sinさん機械

はい、よろしくお願いいたします。私自身ですね、twitterとか。twitterとかあんまり発信しているわけではないので、こいつ何もんやねんってみんな思ってはると思うんで、まずは経歴から。

1週間前ぐらいにつぶやきはしたんですけれも、私、技術士試験は、9年、8回受験をしてます。

そのうち、高等試験では2回落ちてまして、で、この落ちてるっていうのが、あの、旧制度なんですけれども。

まあ、合格して振り返ってみると、聞かれてることは、そんなに話変わってないなっていうような意識がありますんで逆に何したら落ちるのっていう観点からお話をさせていただこうかなと思っております。 

ちなみに、専門は機械部門で機械設計で5回、加工生産システムで2回落ちて、最後は加工生産システムの方で合格、今年の3月合格発表で、まだ1年、技術士誌名乗ってないです。 

技術士の口頭試験で問われるものっていうのは、あの旧制度も現行制度でも全く同じでして、多分、技術士として君にふさわしいですかっていう確認をされるだけだと、まあ私自身思っております。 

そこにプラスアルファとして乗っかってくるのが、専門分野、機械部門とか機械設計とか、他の部門でもそうなんですけれども、そこの整合性っていうところを問われてるのではないかと。 

機械部門って、「口頭試験よく落ちる割合高いよね」、「合格率普通9割とかって言われてるような中で、7割ぐらいしか通らないよ、他の部門より2、3割落ちてる人多いよ」っていうところは、そこの専門がかなりふわっとしてるところがあって、貫き通すというか、面接の時に貫き通せてなかったことが原因だろうなという風に、過去2回落ちた時の再現高騰試験の結果っていうところを読み直しながら、今、振り返ると思うわけです。 

特にですね、1回目の口頭試験って、筆記試験が出来悪かったんですけど、なぜか、渋谷に呼び出されまして。

面接してる中ですね、ま、今振り返ると、 「君機械設計分かってる?」ぐらい、そもそも、「技術士分かってる?」っていうことを、まあ、必要に聞かれたようなイメージですね、あのー、振り返るとですけれども。

この時、業務詳細なんですけれども、機械設計として一部の機構を変更したよっていう内容を話して、当時は、業務経歴説明してくださいから始まるタイプだったんですけれども、それで説明をしてまだ入って入社年度もあまり深くなかったので、個人で検討していますっていうような感じの流れでさーっと行くと機械設計ってそうじゃないでしょ。ちゃんとわかってますか。

「デザインレビューわかってるよね。集団としての知をいかにして機械責に落とし込んでるの?」。っていう感じで、かなり突っ込まれまして。「はっきり言ってじゃあ業務の起点どこ?」って言われて、こうこうこうでって言ったら、うん、で、それで、えー、それで業務終わりですか、ぐらいの感じが1回目です。 

この時に、落とされた原因っていうのは、機械設計ってそもそも何かっていうのをちゃんとわかってなかったよねっていうところ。

つまり、自分の業務の専門性っていうのをわかってない。

筆記試験に合格していれば、ほとんどの方がある程度分かってるよね、っていう前提があるんだろうけれども。

意外とふわっとしてると口頭試験の合格率が低い分野などはそういったことが起こってるんじゃなかろうか、という風に個人的には思っています。

1年あけて3回目の受験でもう1回行こうとまで行ったんですけれども、成績開示であと1点っていうところで不合格だったんです。 

で、あと1点で不合格っていうと、すごく惜しいよねって思うんですけど、これって、この時もね、あのー、1回目よりはマシなんだけど、まだ、その、機械設計というものの理解力が不足してたことが露呈していたなというのが、今読み返すとよくわかります。 

特に、失敗をいかに生かすかという問いに対して、組織的なノウハウに落とし込むという話に持っていくっていうところが重要なキーワードだったんですけれども、そこがうまくできなかったと。

技術士の口頭試験って、加点方式ってよく言われるんですけど、サクサク解答していこうという意識でやっていたんですけれども、読み返すと、うーん、なんて言うんだろうな… 

あの、面接試験とかで、人事部から、加点方式で、とりあえずいいとこだけ見て点数足してってねっていう風に渡されたものに対して、こいつと働きたくねえと思ったらどうするか って言ったら、加点し、加点式でいくと、一応、合格ライン乗りそうなんだけど、1番、なんか弱そうなところを不足にして、不合格で出そうみたいな、そういう感覚で採点してるっていうところもないことはないんじゃないかなというのが、見直した感覚としてはあります。 

なので、こういうミスマッチ防ぐために自分の専門分野というものが一体何なのかというところを、まあ深く理解していくということ、さらに、根幹ではないですけれども、技術士って何?っていうところを、しっかり腹落ちするところまで考え込むっていうところは、非常に大事だと思います。 

そこがふわっとしてると、あのー、落ちる20パーセント側に行く確率が非常に上がるんじゃないかなと。 

なので、あの、おすすめの勉強法ではないですけれども、ま、お風呂入ってる時とか、インプットもアウトプットも非常にしづらい電車の中とか、歩いてる時に、果たしてこれはなんだろうとか、どうなんだろう、そして、自分の仕事というのは、ちゃんと技術士らしさがあるんだろうかっていうところを考えながら、えー、横断歩道、車引かれるんじゃないかっていうぐらい、もう、考え事しながら歩いてました。 

まあ、それ以外の時間は、基本的には、まとめを作ったりだとか、それをインプットしたり、アウトプットしたりを、ひたすら繰り返して

っていうことは、やってましたね。

1回目の口頭試験と、2回目の口頭試験、旧制度なんですけれども、そういう形で落ちてで最終的に8回目の受験で、加工生産システムで3回目の面接に行くことができました。

3回目の面接の時も、先ほどハサクラさんとか、かなりストレートな質問が来たって言ってたんですけど、私の場合、変化球ばっかり投げてこられたんですけれども。

まあ、生産システムって、そもそもこういうものだよねっていうのを、しっかりと、自分の中で、腹落ちさせてたので、多分、この辺を聞きたいんだろうなっていうのを、返せたっていうこと。 

また、技術士っていうものは何かっていうのを、今は、コンピテンシっていう、まあ、あの、ガイドのようなものがあるので、ま、それに従って、技術士ってこういうものだ、で、自分の業務はこうだ、生産システムっていう技術はこういうものなんだっていう、腹落ちを頑張ってさせてたので、ま、変化球が来ても、この辺のことを聞かれてるんだろうなという、大外れはせずに返せたのかなという風に思います。 

本番で結構焦ったのが、マネジメントの観点で、こうこうこうですって頑張って説明したら、「あー、そうやってリーダーシップを発揮したのですね」とかって言われたんですけど、そこはもう笑顔ではいって言うとか、まあ、そんな感じで、ちょっと噛み合わないなと思った時も、まあまあ、うん、まあ、良しとしようぐらいで、喧嘩するところじゃないんで。

それリーダーシップですか、ぐらいの感じでさらっとまあやったりそういった感じで会話をたの楽しむ余裕はなかったですけれども、噛み合わないなりに合格することができたかなというようなところです。

まあ、時間ちょっと喋りすぎましたかね。まあまあ、はい。ということで、以上です。

 

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