むくちゃん
今回は筆記試験の思い出ということですので、15分ほどお時間いただいてですね、大きく3つに分けてお話しできればなと思っています。一つは当日、私、令和元年度のですね、受験生だったんですけど、その時の思い出と言いますか、当日の教訓ですね、反省も込めて皆さんにお伝えしたいこと。
あとは残り、この現時点から試験日まで約3週間だと思いますので、大体その3週間過ごし方で参考になればという点が2点目。
3点目は、多分このスピーカーを聞いていただいている方々、受験生の方々が多いと思いますので、ちょっと背中を押せるようなですね、受験生に伝えたいことということで、この3点でいきたいと思います。
まず1点目のですね、教訓の部分ですけれども、これまでのスピーカーの皆さんもお話しいただいているところだと思いますが、当日のですね、メンタルをいかに自分の力を100%発揮できるように整えていくかということに尽きるかなと思ってまして、逆に言うと私が整えられなかったというお話を今からしたいなと思います。
まず前日だったんですけど、前日の夜ですね、先ほど緊張されたという話もありましたけど、私も同じでして、やるだけやったなっていうところで、自分なりに達成感もあったものの、明日こういう問題が出たらどうしようとか、どんどん頭が堂々巡りになってですね、気づいたら深夜0時くらいになっていまして、ちょっと気を落ち着けようと思ってテレビをつけたら、私はテニスをやるのですが当日ウィンブルドンの決勝戦でして、ジョコビッチとフェデラーがとんでもない試合をしていまして、5時間にわたり戦っていまして、横になりながらそれを見てしまったんですね。いよいよ朝5時、家を出るのが7時半。
ということでまともに寝ていませんでした。単に2時間半くらいしか当日は寝れなかった。
もう本当にその時点でもうパフォーマンス正しく出せるかなという緊張と焦りっていうところが まず一つ目だったのですが、また追い打ちをかけるようにですね二つ目は当日私も名古屋の受験で大さんと同じ名古屋工業大学で私も受験したんですけど駅からですね一応念のためということで在来線でも十分届く距離で1時間ぐらいで着く距離にいるんですけど新幹線をですね、余裕を持って予約をしてました。
新幹線だと20分ぐらいで着くので時間が早く着いた方がいいかなというところでやってたんですけど、実際は新幹線がまさかの止まるということで人身事故でですね。
新幹線が止まってしまって在来線で行くはめになってですね。
試験会場にそこからたどり着くためにやって急いで調べると本当に開始10分前ぐらいになんとか席に着けるんじゃないかというぐらいの試験時間になってしまって。
もうこれは本当に反省なんですけど本当に余裕を持って、地方の方で全泊する方は大丈夫かと思うんですけど、ちょっと近いちょっと遠いというかですね1、2時間で着くという方は多分泊まらない方も多いと思いますけど、こういうこともありますので在来線は止まっても新幹線は止まらないだろうと自分は思い込んでてですね。
そういったところでなんとか新幹線にたどり着いてですね焦った状態ですぐに試験スタートというような状態でしたただ着いてから1つ2つ安心するというかですねメンタル持ち直した出来事が2つだけあって1つは先ほどダイさんも言いましたけど定規の点。ああいう持ち物チェックのところもすごい試験管が詳しくチェックされててしっかり透明定規っていうところも私意識してですね持って行ってたんです。
周りが見事に取られていくんですね。
まさに半透明の人もいれば普通に全然透明じゃない定規の方もいて取られてくるんですけど自分これで本当に大丈夫かなっていうので見てもらって全然取られなかったのでちゃんと準備してきてよかったなっていう点が1つです。
これもしっかり準備物をですね、皆さん把握されてそういうつむかれた方がいいということですね。
もう1つが私が今、高めるむくちゃんという名前になった実は由来なんですけど、目の前に座られていた方がかなりご高齢でお見受けしたところたぶん70後半ぐらいの方だったんですけど、その方がTシャツ1枚ですね。
後ろに「高める」って文字が書いてたんですね。
そのご高齢の方を見てすごい私は勇気を勝手にもらってですね。
70後半の方々でもこんな難解な試験をですね、受けに来てるんだなっていうところを見て。しかもTシャツに高めるって本当に書いていてですね。
すごい私、かっこいいなって思ったんですね。
ずっとこういう研鑽を重ねて年を取っても自己成長をし続けてる人って本当に素敵だなっていうふうに思ってですね。
すごくその場で勇気をもらってなんとかメンタルを保ったというところもあったんです。だけどそれは私が用意したわけじゃなくて他から助けられた部分なのでセルフマネジメントという点で、前日までと当日というところでいかに自分のメンタルを整えていくかというところがすごく大事になってくるんじゃないかなと思います。
2点目の3週間の過ごし方っていうところについては皆さんも話されているので長説しないところだけお話すると私もほとんど書くことはなくてですね。
3週間前から2週間前ぐらいは少し書いたりはしましたけど2週間前からはほとんど書かずにですねどちらかというと問題見た瞬間にどういうコースで書こうかなっていう思考訓練ばっかり繰り返してて会社の休憩時間とかですね。
そういったところで5分、10分が空けば問題文をさっと見てその瞬間にコースのフレーズが3つ出てくるとかですね。課題3つ 改定策3つリスク1つ そしてその改定策2つとかですね。
そういう感じでざっと頭の中にキーワードが浮かぶっていうような思考訓練を繰り返しやってました。
もう1つは漢字の訓練ですね。やっぱり筆記試験ってなると私全然PCばっかり普段でやってるので手書きがなかなかできてなかったところもあったので漢字ミスも非常に多かった人間でした。
恥ずかしいながらですね。
振り返ってみるとこんな漢字までミスってたのかっていうところもあってですね、そういうのはどんどん漢字リストに不足してたので1週間前からは本当に漢字の繰り返し訓練みたいな。
書くのは多分それぐらいしかやってないですね。
そこで自信をつけて自分がよく使うワードを自信を持って書けるようにしていったっていうようなそんなところです。
あともう1点あげるとすれば時間があればですけど、他の部門の問題もですね見ていただいて自分のこれまで蓄積してきたキーワードだったり骨子で立ち打ちできるかっていうのは一度何度か経験されておくといいかなと思います。
先ほどの土壇場でどうすればいいんだろうっていう会話の一部ありましたけど、それに指摘する対策になるんじゃないかなと思ってて、どの部門にも共通して問われてる課題とかもあると思うんですよね。
なので例えば私は化学ですけど、機械だったり経営工学だったりっていうところで全然違う部門の必須問題とかを見てみて自分がこれまで貯めてきたワードで当てはめるとすると無理やりだけどどうしようかなっていうところですね、何とか考えて無理やりにだったらこう埋めるかなっていうところを何とか経験しておくと本番少しひねられたとところで、こういうふうに置いていこうかなっていうと訓練になると思います。
全文書きしなくてもいいと思いますので、こういう思考訓練っていうのを重点的にされるといいかなっていうところですね。
3点目の受験生に伝えたいことっていうところになりますが、大きく2点だけお伝えできればなと思うのがまず1点目は当日の問題の読み方の部分で先ほども先に議論がありました。
問題をよく読むっていうのはこれはもう大前提だと思いますが、例年微妙に質問の問い方が変わるんですね。
ただ本筋は全く変わってないっていうのは私も完全に同感なところで、ただそこに悩まされすぎている受験生を多く見ているのでちょっとアドバイスしたいなと思います。
例えばですね、必須問題の質問1で課題を挙げようってありますよね。
課題を挙げて2つ目で解決策を複数もしくは3つ挙げようとか数が指定されたり複数になったりする。そういうひねりはあったりしますけど、受験生からこれもあったのが解決策っていうワードが前の年は技術的解決策だったのが次の年には解決策となっててそこに10分ぐらい悩みましたっていう話も聞くんですよね。
確かにこれってよくあるあるで他の部門とか他の説問でも微妙な言葉の変化っていうのはあります。
私は言葉の揺らぎっていうふうに呼ぶんですけどそういう時に迷った時はですねやっぱりコンピテンシーのところに振り返ってもらうっていうのが一番大事になるんじゃないかと思います。
先ほどの解決策の部分もよくよく振り返るとこの試験は技術試験ですよねと。何を問われているかというと専門的学習問題解決云々観論っていうコンピテンシーがもともと受験要領に書かれているわけであってその技術的解決策の部分は要は専門的学識を問われてるんだなっていうふうに当て込めておくと別にその技術がついて要がついてるだから技術書きますよねっていうこととかそもそも技術試験なんだから技術で書きますよねっていうところでちょっと言葉が変化したってもともと問われているその技術の試験の本質をですね抑えていればそういう迷いもなくなるかなっていうふうに思っているので困ったらよりどころはコンピテンシーのところに立ち返って試験官としっかり対応してですね、何度も対応してこれは空想ですよ、自分の頭の中で問題文を読んでこの試験官は多分こういうところを答えてほしいんだという対応して答えてもらうのがいいんじゃないかなと思います。
でこれ最後ですけど事件生に伝えたいこととしての最後になりますがこれまで振り返ってもらって当日のメンタルの部分に戻るんですけどこれまでの自分をですね褒めていただきたいなっていうところが大きくありましてというのもいろんな事件生と関わってて私も弟子もだったんですけどやっぱり受けてると何でこの技術試験をわざわざ受けるのとかですね技術士じゃない人からそういうことは言われるのもないこと言われたりとかですね。
例えば家族がいらっしゃったら忙しい中で受験勉強の時間を捻出されてるでしょうからそういうところに後ろ指差されたりとかですねそういう方も多分いらっしゃるかもしれないんですけど、それを乗り越えてここまでしっかりたどり着いてるってことは本当に素晴らしいことだと思いますしそういう努力した自分というのを本当に褒めてあげてですねあとの3週間はその実力が発揮できるように3週間整えてもらったらいいんじゃないかなと思います。
当日ってやっぱり外乱因子って絶対あると思うんですよ。
机を並べてですね、同じ机に共有している例えば自分と隣に座っている受験生がいたら隣のカリカリ音が気になったりとか消しゴム消したら机が揺れるとかですねそういったものも絶対当日あるんですよね。
自分のパフォーマンスを100は発揮できない何かが絶対あるんですけど、そこで立ち返る自分の心の拠り所っていうところはさっきの自信だったり誰かに応援してもらった感謝というところにつながってくると思うのでそういったところも踏まえてですね振り返りながら残りの3週間頑張っていただきたいなというところで話は終わりたいと思います。
しょちょー
高めるの理由がよく分かりました、
ああ そうですか そうですよね、
はい。私もずっとどうして高めるが入っているのかなとかってすごく気になってはいて、大切ですね。そういうのってそうですね。素晴らしいですね。
お話も結構貴重ですね。本質を見ろというところですよね。やっぱり論文を読むというところはそうですね。確かに私もなんですけど受験した時にですね、やっぱり書く時にどうしようかなと思った時にコンピテンシーってほどなかったんですけれどもやっぱりそういう技術士の試験要領とか見返しで何を問われているかなとかですね、技術士法を見返してどういうことを解いているのかなすごく思いました。
それと確かにメンタルそうですよね 。
事前準備とかって結構大切ですよね。本当に。当日100%って不可能だと思っているので、いかにここに近づける努力をしておくかってことは先ほどまでのスピーカーの皆さん多分言っていることほとんど一緒なんですけどそうですね。
皆さん ちょっと状況とか立場とか何か違うけれども、やっぱり外乱はあるけど極力100%の実力にも手組みなところだなとか思いながら聞かせてもらいました。
管理人
はいちょっと私からもいいですか。
一つだけ、はい。
今日 むくちゃんの話がすごく分かりやすくてよかったと思います。
というのがまず一つでで、今日は受験生の方が結構来られていると思うんですよね。で、その中でいうとまだ見たことない人はむくちゃんのYouTubeをぜひ見てください。ということは言いたいです。
これ本当ね、宣伝とかそういうことじゃなくて本当にね。
私から見てもすごく分かりやすくて。
ABCの話とか、こういうふうに整理すればいいんだなっていうのも分かりやすいですし。
多分ね、ここまでいろんなことを追い込んできて、むくちゃんの動画見たことない人であと一歩不安だっていう人は見たら多分ね 仕上がります。
本当に、別に何の損得とかもなく「いいものはいい」で紹介したいと思います。
ぜひ見たことないことは本当に一回見たほうがいいと思います。だってむくちゃんと私は分野全然違うのにすごくこれはいいと思うくらいの感じなのでぜひね、見ていただきたいなと思います。
皆さんのお力になれればいいなと思いますのでぜひ皆むくちゃんをyoutubeで見つけてください。なんでこんなことを言うかというとぶっちゃけ私は技術士の二次試験の有料コンテンツをある会社さんから出してたりするんですけど、それと同等レベル以上ぐらいのことがYouTubeでむくちゃんが喋っちゃってるから。
っていうぐらいそれ有料で出してる私が思えるぐらいのことがYouTubeでむくちゃんは喋ってるということなのでぜひ見てください。
有料のものは有料で別のちょっといい面もあるんですけども、それは別として言ってるレベルとしては同じか同等以上のことをむくちゃんはYouTubeでしゃべってます。
無料で何してんだこの野郎って言いたいこともあるんですけど。全然いいんですけどね。そうですね お金が入らなくなっちゃいますからね。でもそれぐらい素晴らしいし難しいんですよ。 YouTubeで解説するとかっていうの。
喋るっていうだけでも難しいけども、それだけのことをやられてるって方っていうことをちょっと皆さん ぜひ見ていただきたいですね引っ込みます
むくちゃん
ありがとうございます自分のテンションが高められちゃいましたねありがとうございます。
以上
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