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技術士が自らのキャリアを語る会1-ダイ(化学)

ダイさんパート


【イントロ】

(春山)

私ちょっと前にアニメでですねダイの大冒険をやっててですね、子供の頃にジャンプをリアルタイムで読んでいてその読んでいたやつが再アニメ化ということで子供と一緒によく見てたんですよね。でまぁすごく楽しませてもらいました。小さな勇者ダイさんですね。はい ごめんなさい。関係ないかもしれないです。

ダイさんほぼ同世代ですよね、だいたい高校生ぐらいの時にジャンプでラストエンディング迎えた感じですよね。リアルタイムで。

その話はどうでもいいですね。変な振りでごめんなさい。よろしくお願いします。ちょっと私は抜けますので、よろしくお願いします。

 

[ダイさんスタート]

よろしくお願いします。

今日は今の置かれている現状と資格を取ってからの具体的な行動、意識が変われば行動が変わると春山さんの話もありました。どんな話をしたいかと最初に言うと3つ。大まかに 話そうかなと思っています。それを話す上でちょっと自己紹介はした方がいいかなと思っています。Twitterネームでダイというものです。

今日のスピーカーさんも結構いるんですけど愛知県で自動車部品のメーカーに勤めてます 。ただ自動車は実はやっていなくて、先ほどのむくちゃんさんと同じく実は化学部門なんですけど、まぁあんまり化学も最近はやってないかなという感じします。

証拠にというわけじゃないですけど、ちょっといつか忘れちゃいましたけど昨年多分機械学会誌にも投稿したことがあってあまり化学やってないなっていう印象です。

 

先ほど自動車部品メーカーって言ったんですけど、実はうちの会社には技術士は数えたことないですけど、多分ざっと50人ぐらいはいるかなと思ってます。

取るのがあまり珍しくない、取ったところでっていう感じなんですね。まあ自分で言うのもなんですけど、いわゆる大企業というところに所属していて。

そうすると結構キャリアって形式的なところであまりこう、みんなでキャリアを考えるという機会がなかなかないっていうのが現状なんです。

で、実は私もその一人でまあなんとなくいて、なんとなく仕事すると、なんとなく昇格するっていう。

まああの30代後半で管理職になったんですけど、自分がまさにそんな状態でした。

でじゃあ(技術士を取るのは)どういうきっかけかっていうと、たまたまなんですけど技術士の上司がいまして、そこで言われた一言なんです。「自分から会社を抜いたら何が残るかを考えてほしい」とそして「自分は何者かっていうのをよく考えてほしい」という話を唐突に言われました。

それをそれが技術者取れという話ではなかったんですけど、私の中ではかなり刺さったことでその日のうちにですね本屋に行って結構技術士で有名な匠先生っていう方がいるんですけども、その本を買ってですね。

もうすぐ取ろうというふうに考えました。取ってからまた行動しようというふうに考えました。

自分は何者かっていう答えを出すための一つが私の中では技術士かなと思ってそ、れを考えました。

ただちょっと理解はしてたんですけど、まあ技術士が何をしてくれるか?今までの話でも出たかもしれないんですけど、技術士を取ったからそれはゴールではないっていうのも理解はしてました。

まあこれって技術士に限らず、多分どんな資格も一緒で極端な話し自動車免許ですら車がなければ(免許証は)ただのプラスチックかなと思うので取ってから何をするか?っていうのをしっかり考えながら技術士を取るということを考えました。

 

多分まあなんていうんですかね時間がないとかという話はあるんですけど、私は管理職になってから資格を取っているのでもうその毎日、残業が60時間を超えているようなそういう状況の中でもなんとか取ることはできました。

だから時間がなくて取れないっていうのはちょっと僕の中では言い訳かなと思ってますし 、工夫すればなんとか取れるのかなというふうに思っています。

じゃあ取ってから具体的に意識したことっていうのが次の話になります。

 

考えたことはたった2つでとにかく自ら動くということと、スモールステップ。この2つを意識してこれを繰り返すということを考えました。

でまあ先ほども言った、意識が変われば行動が変わるというところで、とにかく動いてみれば何か動き変化が変わるかなと。まあそれの繰り返しかなと。

かつ失敗ををしていって。それでもいいと。

失敗も経験につながるということで、当然なんですけどキャリアって1日では変化してないんで日々の積み方ね、それを作ってそれをしかも自分で作っていくしかない。

会社に頼っても何もできないからということで常に動いています。

例えばまあこういう今のTwitterもですね、開設したのは2010年なんですけどほったらかしにしていたのでもう本当に資格を取ってから始めたかなと思ってます。

また例えばブログとか書き始めようと決めたり、自分をブランディングするかとか、あとは副業とか(論文の)添削とかですね。技術士とったことによってまた資格が得られたので実験、新しい企画ですかねそういうのもちょっと考えたりまあ技術士の会合とか参加すると いうことをしています。

で、それってよくよく考えると大したことはしてないんですね。ただ行動して小さな行動を繰り返している。

たったそれだけだと思っているんですね。でもそれをやることによってまあその人脈だたり、スキルだったり、というのが少しずつプラスになってまさに今それが動いているという状況かなと。

もちろん今後これが全部うまくいくとは当然思っていないですけど、スモールステップだからいろんなこと繰り返して経験して失敗して、経験して失敗して、ほんとそれの繰り返しかなと思ってるので。

まあ私はそういうの(失敗など)を全然気にしないでとにかく動いていこうかなと思っています。

一つ言えることはやっぱり技術士を取ったことで人とのつながりとか行動っていうのができているのかなというふうに思っています。

最後にメッセージとして、キャリアって別に技術士がなくても積むことができると思います。ただ私はあった方が自分を変える行動をしやすい。まぁちょっとお守りじゃないですけどそういうことができるかなと思ってます。もちろん技術士だけじゃなくてもまあいわゆる労働法労働安全コンサルタントとか建築士、弁理士とかそういわゆる難関資格というものは自分の行動を変える、そんなきっかけを与えてくれるものじゃないかなというふうに思っています。

ジョブ型人材マネジメントみたいなのが最近チラッとニュースとかで話題になったと思うんですけど、そういうのがいつか、いつ来るかわからないですけど、そういうのが浸透する時代だったら技術士って多分、技術系だとトップクラスになるので有利になるかななんて思ったりもしています。

ちょっと余談なんですけどうちは妹もですね、いるんですけど妹が一級建築士を取得してなにか色々やってるうちにですね、結構人生が大きく変わって今すごく楽しそうだなっていうのを感じていましてやっぱりまさに資格を取って行動するっていう、そういうところがまあ私の行動原理になったかなと思っています。

 

(春山)

ありがとうございます。すごくいいお話いただきました。ありがとうございます。はい。

ジョブ型というお話がちょっと出ましたけども私はそれ、そういう世界、技術者に対してそういう世界を作りたくて独立したっていうのも一つあるんですよね。そうですよねただうまく、なかなかねあのあれでしたけど、なかなかね。変えるのって難しいですよね。なんか変えるのっていうのはそうですね、はい。NGかどこかがやってますよね。そういうところでですね、増えてきてるからそうですね、一応先駆者の(私の)屍を乗り越えて皆さん頑張ってください、という感じです。そう思いますね。

それと資格に関して。

あった方が自分が行動を起こしやすい、自分を変えるきっかけになりやすいというお話がありましたけども、もうこれはシンプルに自信がつくんですよね。そうですね、あの難しい資格取ったぞ!という自信がつきますよね。あと技術士で言うと技術士法の縛りが出てくるので、そっちを意識して倫理観的なところは、そっち意識して仕事するっていうのも出てきますよね。

 

 

そうですね。だから今回、会社で副業申請したんですけども、すぐ申請通ったんですね。なかなか通らないんですけど私が技術士ということで通ったんですね。そういうところも一つあるのかなと思ってます。

 

(春山)

それと一つ質問させて欲しかったのが、資格取る前に取ってから何をするかということを結構意識されたというお話があったと思うんですけども、まあ取ってから何をするか実際に取ったからじゃあ何をしていくかっていうのも大事だと思うんですけどもその何をするかの以前に何を成し遂げたいかみたいななんてこと何かありますか?こんなことを実現したいというもの。

 

私は化学を大学で化学を専攻していたので化学で何か少しでも社会に貢献したいという思いはちょっとあります。要はそれが人なのか環境なのかわからないのですけど、ちょっとなんかこう周りの方々に自分の動かした行動で少しでもいいのでなにかこう興味を持って もらったり化学に興味を持ってもらったり、少し環境が、私たちが出した技術によって少し 良くなったりというほんの少しでいいのでそれをやりたいっていう思いは大学生の頃からからずっと思っていたので。

環境とかその化学に関わるところとは貫いてるかなというふうには思っています。

 

(春山)

はいありがとうございます大事ですね。

一人一人がそういう意識を持ってちょっとずつでいいから1人ができること。ちょっとだけどチリが積もればですよね。

そうですね。はい、わかりました。ありがとうございます

 

私の手元の時計で10時10分です5分ちょっと休憩を取りたいと思います。まあお手洗い行きたい方、お手洗い行ってください。15分になったら後半戦残りあと3名。私を含めて3名ですね。お話があります。後半戦のトップバターのスピーカーの方 認識していただけてると思います。5分間緊張しておいてください。よろしくお願いします。5分休憩しますミュートします5分後に再開します。

 

以上

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